帯状疱疹ワクチン(2026年5月16日改定)
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帯状疱疹とは
帯状疱疹は、幼少期に水ぼうそうにかかったことがある方なら誰でも発症する可能性がある病気です。水ぼうそうのウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)が体の神経に潜伏しており、加齢・疲労・免疫力の低下などをきっかけに再び活動することで発症します。
皮膚に赤みや水ぶくれが現れるだけでなく、強い痛みを伴うことが特徴です。特に高齢の方では症状が重くなりやすく、日常生活への影響が大きいケースがあります。
帯状疱疹後神経痛(PHN)にご注意ください
発疹が治った後も、数週間〜数年にわたって神経の痛みが続くことがあります。これを「帯状疱疹後神経痛」といいます。ワクチン接種はこのリスクを下げる効果も期待されています。
過去に帯状疱疹にかかった方も接種を検討できます
一度かかったことがある方でも、再発予防のためにワクチン接種を検討することがあります。詳しくは診察時にご相談ください。
当院で接種できるワクチン
特徴:予防効果が高く、効果の持続期間も比較的長いとされています。
副反応:接種部位の痛み・発赤・発熱・倦怠感などが比較的出やすいことがあります
特徴:1回で接種が完了し、費用を抑えやすいワクチンです。
注意:免疫が低下している方など、一部の方は接種できません(下記参照)
どちらを選べばよいか?
年齢・基礎疾患・免疫の状態・費用・接種回数などを踏まえて、患者さんに合ったワクチンを一緒に検討します。ご不明な点は受付または診察時にご相談ください。
公費助成について
案内はがきが届いた方は公費助成の対象です
市区町村から案内はがきが届いた方は、定期接種(公費)の対象です。接種時に必ずはがきをご持参ください。はがきがない場合は自費での接種となります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象年齢 | 65歳以上で5歳きざみの年齢(65・70・75・80・85・90歳など) |
| 持参物 | ① 市区町村からの案内はがき ② 本人確認書類(マイナンバーカード・健康保険証など) |
| 注意事項 | 年度内に2回目が完了しない場合、2回目は自費となることがあります |
| 他院での1回目 | 他院でシングリックス1回目を接種済みの方も、案内はがきをご持参いただければ当院で2回目の接種が可能です |
接種の流れ
ご予約(電話または受付)
ワクチンは予約後に発注・確保するため、完全予約制です。予約時に事前のお支払いをお願いしています。日程を確認してからご予約ください。
来院・受付
公費対象の方は案内はがきと本人確認書類をご持参ください。問診票にご記入いただきます。
医師による問診・接種判断
当日の体調・既往歴などを確認し、接種可否を判断します。発熱(37.5℃以上)がある場合は接種できません。
ワクチン接種
シングリックスは筋肉注射、水痘ワクチンは皮下注射で接種します。接種後は院内で15〜30分ほど経過観察をお願いします。
(シングリックスのみ)2回目の予約
1回目から2か月以上6か月未満の間に2回目を接種します。接種後に次回の予約をお取りください。年度内に完了するよう余裕をもってスケジュールを立てることをおすすめします。
接種できない方・注意が必要な方
以下に該当する方は、接種できない場合があります。事前に医師へご相談ください。
すべてのワクチン共通
- 明らかな発熱(37.5℃以上)がある方
- 重い急性疾患にかかっている方
- 帯状疱疹ワクチンの成分でアナフィラキシーを起こしたことがある方
- 妊娠中または妊娠している可能性がある方
- 医師が接種不適当と判断した方
水痘ワクチン(生ワクチン)は以下の方には接種できません
• 血液の病気で治療中の方
• 造血幹細胞移植後の方
• がんの治療中、または化学療法後間もない方
• 免疫抑制薬(ステロイド・シクロスポリン・タクロリムス・アザチオプリンなど)を使用中の方
• HIV感染症などで免疫機能が低下している方
これらに該当する可能性がある方は、予約前に必ず医師へご相談ください。
よくある質問
ご予約・お問い合わせ
帯状疱疹ワクチンは完全予約制です。また、事前に料金を支払っていただく必要があります。
ご不明な点は直接来院またはお電話(夕方以降がおすすめです)でお問い合わせください。
受付スタッフがご案内いたします。
