高血圧|青梅市の泌尿器科・内科|東青梅診療所

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高血圧

  • 血圧が高いと指摘されてご心配ではありませんか?
  • そもそも高血圧とは?
  • 高血圧の原因
  • 高血圧の検査
  • 高血圧の治療方法
  • 高血圧にならないための対策
  • 高血圧でお悩みの方は当院へご来院ください

血圧が高いと指摘されてご心配ではありませんか?

健康診断や、ジムなどで血圧測定をした際に高血圧の指摘があり心配になる事があります。当院では救急科専門医でプライマリケア医である武信院長をはじめとして、非常勤の総合内科医などを中心に高血圧の治療にもとりくんでいます。高血圧がご心配な患者さんは受診をしてください。

【そもそも高血圧とは?】

高血圧は、通常の血圧よりも血液が血管壁にかかる圧力が高くなっている状態を指します。血圧は、収縮期血圧(心臓が収縮して血液を送り出すときの圧力)と拡張期血圧(心臓が拡張して血液を戻すときの圧力)の2つの数値で示されます。一般的な血圧の基準は、収縮期血圧が120mmHg未満、拡張期血圧が80mmHg未満です。高血圧の基準は、収縮期血圧が140mmHg以上、または拡張期血圧が90mmHg以上とされています。

【高血圧の原因】

高血圧の原因は多岐にわたりますが、主な要因は以下のようになります。

  1. 生活習慣:高塩分の食事、肥満、運動不足、喫煙などが高血圧のリスクを増加させます。特に、塩分の摂り過ぎは体内の水分量を増やし、血管内の圧力を高めることで血圧が上昇します。
  2. 遺伝:家族に高血圧の人がいる場合、遺伝的な要因も高血圧の発症に影響を与えることがあります。
  3. ストレス:長期間にわたるストレスが高血圧を引き起こす可能性があります。ストレスにより、体内のストレスホルモンが増加し、血管が収縮して血圧が上昇することがあります。
  4. 年齢:加齢とともに血管が硬くなり動脈硬化が悪化し、血圧が上昇する傾向があります。
  5. 二次性高血圧:高血圧には本態性高血圧と二次性高血圧の2つがあります。本態性高血圧は生活習慣や遺伝によるもので多くを占めますが、他の疾患が原因の二次性高血圧もあります。二次性高血圧の診断は重要であり、その原因疾患の治療によって高血圧や合併症が改善する可能性があります。高血圧は長期間の治療が必要な病気であり、二次性高血圧を発見し適切に治療することも重要です。副腎から分泌されるホルモンの異常(原発性アルドステロン症や甲状腺疾患など)が高血圧の原因となることがあります。
  6. 腎臓の疾患:腎臓の機能が低下すると、塩分や水分の排泄がうまく行われなくなり、血圧が上昇することがあります。

これらの要因が組み合わさることで、高血圧が発症することがあります。高血圧は長期間放置すると、心血管疾患や脳血管障害などの合併症を引き起こす可能性があるため、早期の対応が重要です。もし高血圧に不安を感じる場合は、早めに医師の診察を受け、適切な対策を行うことが大切です。

高血圧は、心臓や血管に負担をかけ、心筋梗塞や脳梗塞、腎臓の障害などのリスクを高めます。また、高血圧が長期間続くと、動脈硬化や心不全といった深刻な合併症を引き起こす可能性もあります。

【高血圧の検査】

高血圧の診断には、診察室や家庭での血圧測定が一般的ですが、一回の測定だけでは正確な判断が難しい場合があります。そのため、家庭での診察室外血圧の測定が重要です。血圧測定を習慣化する事で、日常生活の中での血圧の変動をより正確に把握することができます。血圧の測定と結果の記録は、自宅で血圧手帳に記載またはアプリなどを用いていただいてもかまいません。

【高血圧の治療方法】

高血圧の治療は、主に2つのアプローチがあります。

生活習慣の改善: まず、生活習慣を見直すことが重要です。具体的には、以下の点に注意してください。

  1. 塩分制限:食事で摂る塩分を減らしましょう。塩分を控えることで、血圧を下げることができます。
  2. 適切な体重管理:肥満は高血圧のリスクを高める要因となりますので、適度な体重を維持しましょう。
  3. 運動を取り入れる:定期的な運動は血圧の調整に役立ちます。ウォーキングや水泳など、自分に合った運動を続けましょう。
  4. ストレスの軽減:ストレスは血圧に影響を与えることがあります。リラックスする時間を持つことが大切です。
 
降圧薬の処方: 生活習慣の改善だけでは血圧が下がらない場合や、初診時でも、高血圧の程度が重度の場合は、医師から降圧薬が処方されることがあります。
 
  1. 降圧薬は血圧を下げる効果があり、心臓と血管にかかる負担を軽減します。医師のアドバイスに従い、適切な薬を指示通りに服用することが大切です。もちろん、内服過程で、ご自身と合わないお薬の場合は変更することもあります。また、複数の薬を併用することもありますので、副作用などに注意しながら一緒に治療を進めていきましょう。
  2. 治療の過程で、定期的な診察や血圧のモニタリングが行われます。これは、治療の効果を確認し、必要に応じて調整するためです。治療が進むにつれて、血圧のコントロールが良くなり、合併症のリスクを低減することが期待できます。
  3. 高血圧の治療は継続的な取り組みが必要ですが、医師と協力して生活習慣の改善と降圧薬の適切な使用を行うことで、血圧をコントロールすることができます。早期の治療が大切なので、高血圧に気づいたら早めに医師に相談しましょう。どうぞお気軽にご相談ください。

【高血圧にならないための対策】

高血圧を予防するためには、健康的な生活習慣を心がけることが重要です。具体的には、以下の点に気をつけましょう。

  1. 塩分摂取を控える:食事で摂る塩分を減らすことが大切です。
  2. 適切な体重管理:肥満は高血圧のリスクを高める要因となりますので、適度な体重を維持しましょう。
  3. 運動を取り入れる:定期的な運動は血圧の調整に役立ちます。
  4. 禁煙・限定的なアルコール摂取:喫煙や過度なアルコール摂取は高血圧の原因となりますので、控えるようにしましょう。

【当院へのご来院について】

当院では高血圧の患者さんごとに最適な診察や検査、治療まで丁寧な対応を意識しております。症状は同じでも患者さんそれぞれに個別具体的な治療や予防方法についてご提案・ご説明いたします。東青梅診療所に一度ご相談ください!

 
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文責
東京都青梅市 東青梅診療所
院長:武信 康弘