排尿時の痛み|青梅市の泌尿器科・内科|東青梅診療所

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排尿時の痛み

目次
  • 排尿時の膀胱・陰部の痛みがありませんでしたか??
  • 排尿時の膀胱・陰部の痛みが起きる原因
  • 排尿時の膀胱・陰部の痛みで考えられる病気
  • 排尿時の膀胱・陰部の痛みで施行すべき検査、診断方法
  • 排尿時の膀胱・陰部の痛みがある場合の治療方法
    排尿時の膀胱・陰部の痛みでお悩みの方は当院へご来院ください




★注意:女性の性感染症については当院では、診療していません。産婦人科を受診してください。


 

排尿時・膀胱・陰部の痛みがありませんでしたか?

排尿時・膀胱・陰部の痛みがありませんでしたか?
この場合、どんな疾患が考えられるか、またどのように対処したらいいか、以下にわかりやすく説明していきます。
 
 

排尿時の膀胱・陰部の痛みが起きる原因

 排尿時の膀胱・陰部の痛みが起きる原因はいくつかあります。最も一般的な原因は、女性に多い急性膀胱炎です。これは、尿道から膀胱に細菌が侵入することによって引き起こされ、頻尿、血尿、そして排尿時の痛みが主な症状です。男性では、前立腺炎や尿道炎が痛みの原因となることがあります。前立腺炎は、細菌性前立腺炎と非細菌性前立腺炎があり、排尿時の痛みのほか、頻尿、不快感や痛みが会陰部や下腹部に感じられることがあります。また、尿路結石や膀胱癌、尿道の狭窄、尿道痙攣、性感染症などが排尿時の痛みの原因となることもあります。
 

排尿時の膀胱・陰部の痛みで考えられる病気

尿路感染症

上記は尿路感染症です。抗生剤の治療で一般的には改善しますが、尿路感染症には基礎疾患がない単純性尿路感染症と、基礎疾患がある複雑性尿路感染症があります。特に後者については、泌尿器科専門医による精査が必要となります。
その他、以下の疾患も、排尿痛で症状が発症することが稀にあります

  • 尿管結石:尿管結石が腎臓から膀胱に下降すると、排尿痛が発症する事があります。
  • 膀胱癌:稀ですが、抗生物質で効果がない膀胱炎を繰り返しているなどのエピソードで受診された際に、膀胱癌が見つかる場合があります。
  • その他放射線性膀胱炎 etcなど

排尿時の膀胱・陰部の痛みで施行すべき検査、診断方法

  •  尿検査(尿定性、尿沈渣)
  • 尿培養検査
  • 尿細胞診検査
  • 必要に応じて血液検査を検討(炎症所見の有無、腎機能、前立腺癌などの腫瘍マーカーチェック)
  • エコー検査(病態、状況による)
  • 膀胱鏡検査(膀胱癌の可能性が否定できない場合、患者さんと相談してから施行します)
 
 

排尿時の膀胱・陰部の痛みがある場合の治療方法

 
  • 尿路感染症→抗生物質での治療になります。投与方法、投薬期間は疾患により違いますが、膀胱炎の場合は3〜5日間の内服治療で完治します。
  • 尿管結石→大きさ、部位により治療方法が変わります。一般的には、クリニックでは自排(自然に排出)するまでの経過観察を行い、その経過で、自排が望めない場合、手術適応を判断し、青梅市立総合病院などの地域基幹病院や、大学病院などに紹介します。
  • 膀胱癌→手術治療が第一選択になります。早急に青梅市立総合病院などの地域基幹病院や、大学病院などに紹介します
  • その他、疾病に応じて、漢方薬の投与やその他適宜対応させて頂きます。
 

排尿時の膀胱・陰部の痛みでお悩みの方は当院へご来院ください

 
 
当院では排尿時の痛みがある患者さんごとに最適な診察や検査、治療まで丁寧な対応を意識しております。症状は同じでも患者さんそれぞれに個別具体的な治療や予防方法についてご提案・ご説明いたします。少しでも気になる症状や違和感が発生している場合は、東青梅診療所に一度ご相談ください!
 
ご予約には24時間自由にお申込みいただけるWeb予約が大変便利です。ご予約いただいたほうが、待ち時間も少なくご案内することができます。 下記のURLから簡単にご予約いただけます。
http://ome-clinic.mdja.jp/
 
当院では、時間帯ごとに予約を区切っておりますので、ご来院の目安としてお越しください。
 
 
文責
東京都青梅市 東青梅診療所
院長:武信 康弘