手術対応可能な疾患
- ただし、医師の判断で当院での手術ができないと判断した場合は他院にご紹介します
- 切創の縫合(深さ、部位、創の状態によります)、粉瘤、皮膚の腫瘤性病変(良性のみ)、嵌入爪、ガングリオン、眼瞼下垂、尖圭コンジローマ(薬剤抵抗性で包皮病変のみ)
- 現在包茎手術は当院では施行していません。ただし、高齢者の患者さんで、排尿障害などに関連する場合は検討します
- 眼瞼下垂については、眼科と形成外科で一緒にみますので、十分な術前検査を施行したのちに手術の可否を決定します。
手術の流れ
- 手術は完全予約制です
- 手術日は、土曜日11:30より(状況より時間は変更となります)
- 手術前相談・術前検査 ホームページから、土曜日の整形外科外来の受診を予約してください
- 土曜日午前9〜11時の形成外科(担当医 樋野先生)を受診し、治療について相談してください。
- 樋野医師より、悩み、疑問などをでお伺いし手術の可否を検討します
- 持病やかかりつけ病院・クリニックがある方は、お薬手帳を持参してください。
- 手術前相談で手術の方針が決定したら、術前検査(採血、必要に応じて、内科受診の上、心電図・心エコーなどの検査も要することがあります)
- 手術前相談が、どうしても土曜日に来院できない場合は、平日の武信先生の外来を受診してください。但し、武信先生の診察で手術の必要性の可否を判断できない場合は、土曜日に改めて来院して頂きます(その場合も初診料・診察料は算定させていただきます)。
手術当日
- 外来受診(担当医:樋野先生)
- 手術する部位を確認。手術部位を消毒後、清潔なシーツをかけます。手術部位に麻酔薬を注射します。
- 痛みが取れるまで数分待ち手術を開始します。
- 手術終了後は、創部にガーゼを当て帰宅。
- 手術当日は、ガーゼはそのままにして、創部は濡らさないようにしてください。
手術後診察(手術後2日目 月曜日または火曜日に受診)
- 血がきちんと止まっているか、傷の中に血が貯まっていないかを確認します。
- 医師の確認後、または、簡易な手術であれば、手術翌日の夕方から、シャワーで創部を濡らしてもかまいません。
手術後診察(術後1週間後診察 抜糸)
- 術後1週間後、樋野先生の外来受診で、創部の感染兆候がなく、治癒していれば抜糸となります。
- 手術の部位、創部の状況により、抜糸までに術後2週間かかります。
- 術後1~2か月、創部の発赤が残存することがあります。
- 創部が感染した場合、創部の感染兆候が落ち着くまではフォローが必要となります。
- 創部の感染がある場合、場合によっては再手術となる可能性があります。
- 創部は、術後赤く、周囲は硬化して、その後赤みが引いて、皮膚も柔らかくなって目立ちにくくなっていきます。
- 抜糸後、3か月程度は、傷がきれいになじむように薬局で販売している茶色の紙テープで、テーピングすることをおすすめします。