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尿に血が混じる。血尿を指摘された。

まず、はじめに、痛い検査をいきなり行う事はありません。安心して受診してください。

肉眼的血尿(見た目で真っ赤なおしっこ)が出た場合は「疲れているからかな〜」とか「お酒飲みすぎたからだよな」なんて考えを持ってしまいがちですが、この考えは間違いです。泌尿器癌の可能性を含めた詳細な精査が必要です。まずは、ご相談ください。

血尿とは 

 健康診断や病院の尿検査で、「おしっこに血が混じってます」とか「尿潜血が陽性です」と言われたことがありませんか?尿に血がまじることを血尿といいます。血尿は、尿を産生する腎臓や、腎臓より末梢の尿の通り道(尿管・膀胱・尿道)に病気がある可能性を教えてくれるサインです。血尿は、高齢になるほど増加します。特に、見た目でおしっこが赤い肉眼的血尿は、重篤な病気のサインです。肉眼的血尿の約20〜30%に悪性腫瘍(がん)がみられます。肉眼的血尿の場合は、早急な対応が必要となる可能性があるため、武信医師のいる時間で、できれば、午前中に受診してください(週末の夕方や夜間などでは、青梅では緊急対応が困難になります)
 一方、肉眼的に尿の色は問題ないですが、尿検査で、血液が混じっている状態を顕微鏡的血尿といいます。顕微鏡的血尿でも、悪性腫瘍など重篤な疾患の危険性があるので注意が必要です。一般的には顕微鏡的血尿で膀胱鏡をやることは殆ど無いので、安心して受診してください。

血尿の原因

血尿の原因としては、悪性腫瘍や尿管結石、膀胱炎などの感染症、腎臓の内科的疾患など様々なものがあります。顕微鏡的血尿を起こす主な病気は、腎臓で血液から尿をろ過する糸球体という器官になんからの原因があることがあります。この場合、尿に蛋白が混じっているかが重要なサインになります。また、悪性腫瘍は生命を脅かす危険があるため、早期発見が必要です。そのなかには、膀胱癌、腎癌、前立腺癌、尿管癌、腎盂癌などがありますが、膀胱癌は顕微鏡的血尿で診断される悪性腫瘍の中で最も多いがんです。尿路結石症では、ほとんどの症例で顕微鏡的血尿をともなっています。膀胱炎でも、膿尿と血尿を伴う場合があります。まれではありますが、腎臓の血管の奇形でも血尿をきたすことがあります。 
これらの病気をはやく発見するためには、健診や人間ドックなどによる尿検査が重要です。血尿が見つかった場合には、症状がないからとほっておかず、はやめに専門医の受診をおすすめします。 

血尿を調べる検査

健診やかかりつけの病院で血尿を指摘されたら、当院へご相談ください。当院では尿検査のほかに超音波検査を行います。超音波検査は簡単に行え、また痛みもなく、がんや尿路結石の有無などさまざまな情報が得られる有用な検査です。もし、なんらかの疾患が疑われた場合には、さらにCTやMRI、採血、膀胱鏡など、必要な検査を行っていきます(もちろん、検査は患者さんとお話しのうえ決定します。いきなり侵襲的な検査はやらないので安心して受診してください)。CTやMRIなどの検査は、青梅市立総合病院などの近隣の機関病院へ、当院から予約を取ることができます。doctor's hand holding a bottle of bloody urine sample

 血尿の中でも、肉眼的血尿は重要な病気のサインです。喫煙者で肉眼的血尿がある場合には、膀胱癌などの疑いがありますので、尿のなかに癌細胞が混じってないか尿細胞診という検査を行います。また、当院では必要時には、痛みの少ないやわらかい電子スコープを用いて膀胱の中を観察することが可能です。いずれの病気にしても、早期発見により、体に負担のすくない治療が可能(内視鏡手術など)になります。おしっこをしていて、あれ!と思ったら、当院へご相談ください。

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