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食中毒について

[2019.08.30]

 少し落ち着きましたが、今年の夏は食中毒の患者さんが、結構いらっしゃいました。

 腹痛、下痢、嘔吐に伴い、さらに発熱を呈した場合は注意が必要です。また、当院受診した患者さんには、皆さんにお話していますが、血便が出た場合は早急な対応が必要となることがあります(0−157など)。

 また、バーベキューや焼き肉を食べるときなどでは、生肉を焼くときのトングと、食べる際に取り分けるトング(または取り箸)を分けることが必要ですカンピロバクター感染症などの原因となります。
 西多摩界隈では、写真にあるレベルのほぼ生肉を調理済み、西多摩保健所お墨付きとして提供しているお店があるようです(これはこのお店で食中毒になった患者さんから頂いた画像です)。絶対に食べないでください。実際このお店で出されたお肉で食中毒を起こした症例が2例いらっしゃいました。保健所に届けましたが、西多摩保健所の対応がイマイチで現在も提供されているようです。IMG_3668

大人でも堪えますが、まちがってもお子様に、このようなお肉を食べさせたないよう、注意してください。食中毒はひどいと死に至る感染症です。当院でも、今年の夏に、重症例を高次医療機関にすぐに紹介しましたが、残念ながら若くして後遺症を残した患者さんがいらっしゃいました。まずは、怪しければ絶対に食べない近づかないことが重要です。

食中毒治療の基本は、水分摂取と、状態悪化時(経口水分摂取が困難になる場合)点滴による電解質の補充です。下痢止めは、菌や毒素の排出を遅延するため、初診では処方しません。

  • 一般的に、食中毒の原因は、ウイルス性(ノロウイルスなど)細菌性に分類されます。ウイルス性はもちろん細菌性食中毒でも抗菌薬がほとんど効きません。ただし、乳幼児や高齢者、免疫低下が素因にあるような人には抗菌薬を投与して対処します。さらに、発熱、腹痛、嘔吐などの症状が重い場合にも抗菌薬を投与することがあります。
  • 脱水症状がひどく、経口水分が摂取できない場合は入院が必要です。
  • 海外旅行先では、食品衛生が不十分な場合もあり、病原菌付着の可能性もあるので、生水や生野菜の摂取は控えましょう。
  • 生の鶏肉、牛肉、牛レバーが原因となることが多いです。BBQや焼き肉の際は注意が必要です。特に子どもは重症化しやすいので、絶対に生肉を食べさせてはいけません。2019-08-28 15.37のイメージ

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